2006年 12月 14日
出会い・・・その1 |
今年も残りわずかとなってまいりました。
そろそろ皆様帰省の準備などなされている頃でしょうか・・・。
今回お届けする『山本』は、私が12年前にバイクで実家のある島に帰省したときに起きた、素敵な出会いのノンフィクションストーリーです。
今日はその前編をお見せいたします。
寒い冬にはピッタリの、心温まるロマンチックなお話です♡
それは、私が久しぶりに天草(島)にある実家に帰るため、夜間にバイクを走らせているときに起こった出来事です・・・。
ちょうど中間地点にさしかかった所で、はるか300m前方に強い存在感を感じました。
私は視力が弱いので遠くのものは見える分けないのですが、不思議とそのときははっきりとその存在感の中に人の姿が見えたのです・・・。
「見てはいけない!」
神様の声がしました。
私はコクリと頷き、右手に力を入れスロットルを全開にしました。
というのも、私には見えていたのです・・・。 それが何であるのかが・・・。
どんなに目を背けても、はっきりと脳裏に浮かんでくるのです。
このようなおぞましい姿が・・・。
そこは海沿いの大きな堤防で、60度くらいの急斜面です。
人間が体育座りなどできるわけありません・・・。
それ以前にどう見ても生きた人間ではないのです。
おなかの辺りは血で真っ赤に染まってるように見えます・・・。
もうわけわかりません。
「こいつと友達になるくらいなら転んでかすり傷一つ負わないで無事なほうがよっぽどましだ!」
私はさらにスピードを上げ、その場を通過しようと試みました・・・。
泣きました。
叫びました。
よだれが出る程に叫びました。
なんとかその場は無事に切り抜けました。
しかし、この出会いは一度きりではなかったのです・・・。
次回に続く
そろそろ皆様帰省の準備などなされている頃でしょうか・・・。
今回お届けする『山本』は、私が12年前にバイクで実家のある島に帰省したときに起きた、素敵な出会いのノンフィクションストーリーです。
今日はその前編をお見せいたします。
寒い冬にはピッタリの、心温まるロマンチックなお話です♡
それは、私が久しぶりに天草(島)にある実家に帰るため、夜間にバイクを走らせているときに起こった出来事です・・・。
ちょうど中間地点にさしかかった所で、はるか300m前方に強い存在感を感じました。
私は視力が弱いので遠くのものは見える分けないのですが、不思議とそのときははっきりとその存在感の中に人の姿が見えたのです・・・。
「見てはいけない!」
神様の声がしました。
私はコクリと頷き、右手に力を入れスロットルを全開にしました。
というのも、私には見えていたのです・・・。 それが何であるのかが・・・。
どんなに目を背けても、はっきりと脳裏に浮かんでくるのです。
このようなおぞましい姿が・・・。
そこは海沿いの大きな堤防で、60度くらいの急斜面です。
人間が体育座りなどできるわけありません・・・。
それ以前にどう見ても生きた人間ではないのです。
おなかの辺りは血で真っ赤に染まってるように見えます・・・。
もうわけわかりません。
「こいつと友達になるくらいなら転んでかすり傷一つ負わないで無事なほうがよっぽどましだ!」
私はさらにスピードを上げ、その場を通過しようと試みました・・・。
泣きました。
叫びました。
よだれが出る程に叫びました。
なんとかその場は無事に切り抜けました。
しかし、この出会いは一度きりではなかったのです・・・。
次回に続く
by otokoyamamoto
| 2006-12-14 22:51
| 災難山本